ミニ・クーパーSワークス210
公開 : 2016.10.17 05:50 更新 : 2017.05.29 19:14
「ワークス210」は、簡潔に説明するならば、クーパーSの快適性とジョン・クーパー・ワークスのパフォーマンスを両立させたモデルである。
■どんなクルマ?
クーパーSワークス210のことを、ミニは「クーパーSとジョン・クーパー・ワークス(以下、JCW)のあいだにあるスイートスポット」だと説明する。
この手法、まえにも見たことがあるなぁと思い、AUTOCARのページを振り返ったところミニ210 チャレンジ・エディションだったことを思いだした。
厳密には、Sワークス210は3ドアのクーパーSをベースとしており、新型JCWのチューニング・キットをほどほどに適用したモデルだ。
最高出力は210というモデルが示すように210bhp(213ps)を発揮し、ベースとなったクーパーSよりも18psの増強を果たしている。
ただし、足回りやシャシーには手を加えられておらず、これはクーパーSの特長でもある「デイリー・ホットハッチ」の性格を損なわないためだという。
外観のアップグレードもわずかなもの。JCWのボディ・キットと17インチのアロイ・ホイールのみが、ほかとの識別点となっている。