ミニ・クラブバン登場
公開 : 2012.02.20 10:38 更新 : 2017.06.01 00:54
ミニ・クラブマンが発売されてから5年、BMWはミニ・クラブバン・コンセプトを発表した。このミニ・クラブバンは、ミニ・クラブマンの派生モデルだ。
クラブマンの側面のウインドーは、ポリカーボネイト製のパネルに入れ変えられ、荷室の容量が増やされている。ジューネーブ・モーターショーで発表されるこのクラブバンを、BMWはビジネスとレジャーの間に位置するコンパクト・ライフスタイル・バンと呼んでいる。
クラブバンは後部座席を取り去った2シーターである。その広くなった荷室には6つの荷物アタッチメントと12Vの電源ソケットが付けられる。リア・ドアは暗く塗られ、パッセンジャー・シートと荷室の間にはステンレスのパーテーションが付けられる。クラブマンは、通常のミニ・ハッチよりも240mm長いホイールベースを持つが、クラブバンは更に80mm長いホイールベースを持つ。その結果、クラブマンの最大積載量は902リッターだったが、クラブバンは1200リッターまで拡大されている。
BMWはミニ・クラブバンが正式に生産にはいるとはコメントしていないが、今年後半にはショールームに並ぶことになろう。
また、BMWはミニのためのオックスフォード工場を大幅に改装している。2000年以降初のオーバーホールで、新しいミニを導入するための改装だ。とはいえ、ロードスター、クーペ、クラブマンとクラブバンという現在のミニベースのモデルは、少なくとも2015年まで生産される予定だ。