ボルボXC90は2014年
公開 : 2012.06.12 12:50 更新 : 2017.06.01 00:55
初代XC90がラウンチされてから13年になるが、2014年にボルボは新しいXC90を市場に投入することにほぼ決定したという。この新しいラグジュアリーSUVは、次世代のS60、V70、XC60そしてS80と同様のSPA(スケーラブル・プラットフォーム・アーキテクチャー)をベースとして造られる最初のモデルとなろう。
新しいXC90は、ガソリン、ディーゼル共に小型化された4気筒VEA(ボルボ・エンビロイメンタル・アーキテクチャー)エンジンが搭載される。
XC90には、ボルボがジーリーに買収された最初の2011年の上海モーターショーに発表したコンセプト・ユニバース・サルーンで見せたワイドなグリル・デザインがそのまま受け継がれるようだ。そして小粋でエレガントなウェッジ・シェイプのフォルムとなる。
インテリアは豪華だが実用的なデザインがされている。
ボルボがシーメンスと共同開発したプラグイン・ハイブリッド・エンジンも用意されるという。
このスウェーデンの会社が、BMW X1およびアウディQ3に対抗する小型SUVの開発を行なっているということを、AUTOCARは情報筋からの情報で確認している。しかし、ボルボは、その小型SUVを造り上げるプラットフォームを現時点では持っていない。V40は、以前の所有者であるフォードのアーキテクチャーに基づいて造られているもので、ボルボが新しいモデルにそれを使うことはない。
ボルボは、現在新しいパートナーを探しているところだという。プラットフォームを共有化できる新しいパートナーとのアライアンスが組めれば、そのパートナーには、魅力的なプラグイン・ハイブリッド・テクノロジーと、その安全性に対する高い技術を提供することを考えている。適当なプラットフォームが12ヶ月以内に見つかるのであれば、V40のSUVバージョンであるXC40を、2015年には発表することができるだろうとしている。