メルセデス・ベンツ、Aクラス・サイズ以下のSUVを計画
公開 : 2013.03.09 13:06 更新 : 2017.06.01 01:49
シニア・マネージャー・クラスのダイムラー関係者が漏らしたところによれば、メルセデスはAクラスの下に位置するコンパクトSUVを出す計画があるという。今週のジュネーブ・モーターショーで、匿名を条件に関係者がAUTOCARに話してくれたところによれば、それはフォルクスワーゲン・ポロ・サイズで、スタイルは34年目に入ったGクラスからインスピレーションを受けたものになる。
「われわれは、Gクラスのトラディショナルなスタイルを、現代のBセグメントに落としこむアイディアがある。また、ロサンゼルス・モーターショーではエネGフォース・コンセプトというクルマで、新しいGクラスの可能性を示したわけだが、このBセグメントSUVも一覧の計画の一部なのだ。」
2016年に登場することが予定されているコンパクトなメルセデスのSUVは、これから登場する小型のランドローバーや、フォルクスワーゲン・ティグアンのライバルとなる。シティGとして関係者には呼ばれているこのモデルは、ダイムラーと、ルノー-日産との共同のエンジニアリング・プログラムで計画されているという。
JC1(ジョイント・コンパクト・ファースト・ジェネレーション)とネーミングされたこのプロジェクトは、2つの異なるホイールベースを持ち、FWDと4WDの両方のドライブ・レイアウトが用意される。このプラットフォームは、新しいシティGのためだけのものでなく、既存のMFAモジュラーの拡張版として存在し、第2世代のBクラス、最近リニューアルされた第3世代のAクラス、そしてCLAサルンやGLA SUV(シティGよりも大きく高価なモデル)にも使用されることになる。
新しいメルセデスのために、エンジンは、日産-ルノーの小さなダイレクト・インジェクションの4気筒ガソリンが用意される。ディーゼルの予定は現時点ではないという。