メルクライムの生天目です。

エンジンのオーバーヒートでお預かりしていたW111のメルセデス250SE。元々冷却用の電動ファンが付いていませんでした。このクルマの現役当時の欧州ではそれで良かったのでしょうけれども、現代の日本はこれでは乗り切れません。電動ファンを新たに取りつけて対処します。

そしてこのクルマ、実はオーバーヒートを起こしたのは3度目とのこと。さすがにヘッド周りのダメージもひどく、研磨で対応できるものではありませんので交換することになりました。

最初は中古品のヘッドも探したのですが、さすがになかなか出回っているものではありません。結局、本国から新品ヘッドを取り寄せました。このクルマのすごいところは、今もなおエンジンの部品が新品で揃うというところですね。