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エンジンチェックランプが点灯したら・・・

こんにちは、ポールポジションです。

エンジンとその補器類からのエラーを感知して点灯するエンジンチェックランプ。点灯の理由は様々ですが、今回はE46やE39などで距離の伸びているクルマに多い事例です。

それは「サイクロンセパレーター」と呼ばれる部品のトラブル。この部品は未燃焼ガスをもう一度エンジンに戻す部品です。ガスだけでなくエンジンオイルも一緒に吸い上げてしまうため内部で別々にする代物です。しかし、ガスがかなりの高温のため年数が経つと樹脂部品がパキパキになってしまいます。折れてしまうとそこからオイル漏れや空気を吸い込んで燃調が狂い、エンジンマークが点灯することもあります。交換したものの中を見てみると乳化したオイルのようなもので詰まり気味ですね。

エンジンチェックランプが点灯して、特に異常を感じない場合はこの部品が怪しいかもしれません。