お預かりの途中にはこっそりとこんなことも・・・
レッドポイントの赤座です。
お預かり中の間に行なう事、それはお見積り内容に含まれていない事もこっそりと行なっています。お預かり開始から納車に至るまでの期間は、内容に左右されますが1週間の期間内に循環できる様心がけています。
その間に車輌の点検・お見積り・打ち合わせ・部品手配・作業開始・完成・完成検査・納車のご連絡という流れで全ての車輌を、円滑に進行する様に心がけなくてはなりません。沢山の車輌が入庫している週は、この流れが非常にタイトになりますから、私達も油断ができません。打ち合わせ〜作業内容への承諾を少しでも早く頂けると、スムーズに進行できますので、ご協力をお願いいたします。
話が違う方向へ行きそうでしたので、元へ戻します。当社では度々話題にするバッテリや電気回路の話があります。バッテリが旧い・いかにも悪い そういう場合は迷わず交換するのがベストです。しかし、交換したばかりや、1年程度が経過している場合で、バッテリの状態が悪くない時はどうするか?バッテリの性能点検は、点検・お見積りの段階でチェックを行ないますので、その時点で良否判定は終了しています。日常の使用過程において、バッテリの環境は千差万別ですから、今日は良くても明日どうなるかは分かりません。最近のバッテリは突然死を迎える物が多いです。
少しでも永く良い状態で使えるに越したことはありませんね。そういう願いから、バッテリのメンテナンスチャージを心がけています。メンテナンスチャージとは、車の持つ充電回路による充電とは異なり、バッテリ単体に対して現在の外気温度やバッテリ内部の状態をバッテリ充電器が内部回路により判断し、最適な状態に維持する事です。たとえば、電圧は低くとも、満充電を行なう事で復活するバッテリに対しては、ソフトチャージ機能を自動的に起動させ電圧変動を与えながらじっくり時間を掛けて充電する事も可能です。
こういった心がけひとつで、バッテリの寿命は変わります、さらに満充電の行なわれたバッテリは電圧が安定し、各部への供給電圧が安定する事は言うまでも無く、発電機の仕事量を減らす事も可能です。発電機の仕事量が少し減ると、少しだけ燃費の貢献にも役立つはずです。
診断機による診断中も電圧安定化のため、充電器の併用が必要な作業もあるのです。そんな時にも、当充電器の出番ですね。診断中にバッテリ電圧が低下してしまっては、正常な診断が行なえませんので。
普段は見えない、作業風景の一部をお送りしました。