シトロエン/プジョー/ルノー V6エンジンは共通な傾向、オイル漏れに関して
RS UNOの星野です。
シトロエン/プジョー/ルノーのV6エンジンは共通な傾向がありますね。
事ある毎に書いているので重複する事も多いですがご容赦ください。
どのメーカーのクルマもカムカバーからのオイル漏れはつきものです。
特にV6エンジンはバンク角があるのでカバーから漏れが多いです。
カムカバーを開けるとカムシャフトが見えますが、シャフト周りがこのようにオイルが焦げた
色になっているのは、オイル交換を定期的にしない又は交換サイクルが長い事によります。
愛があるなら定期的に早めに交換しましょう。
このエンジンのカムカバーはV6・ツインカムエンジンですので4つあります。
黒い樹脂製のカバー2個とアルミ製のカムカバー2個ですが、どちらもガスケットのみの
交換ができません。
特に樹脂製のカバーのガスケットは溝から取り出せるので、ガスケットの供給をして
もらいたいものです。
ヘッド周りは必ず綺麗に清掃してからカバーを取り付けます。
あたりまえのようですが、交換してあっても綺麗に清掃した形跡が無いクルマが多いです。
エンジンヘッド周りの配線はコルゲートチューブで熱から守られています。
コルゲートチューブは長い間熱にさらされると、おせんべいのようにパリパリ粉々に
なりますので、痛んでいる所は入れ替えます。
放っておくと配線の被服が剥がれて銅線がむき出しになり、隣りの配線とくっついて
ショートの原因になり、最悪火が出て燃えだすこともあります。
ヘッドライトレンズがかなり紫外線にやられていたのでクリーニングをお勧めしました。
早めにクリーニングすれば復活します。
RS-UNO(有限会社アールエスウーノ)