カムズファクトリーの武藤です。
先日導入した新たなメンバー、エンジンオイルライン洗浄機が稼働を始めました。
今回の施工エンジンは、ボルボXC60に搭載のD4204Tディーゼルエンジンですが、勿論当社でもお初の作業となりますので慎重に作業を進めました。

因みに、以前の洗浄機はこのディーゼルエンジン対応が出来ずにいましたので早速活躍の場が与えられましたが、このディーゼル車への洗浄はエンジン保護には大いに効果があります。
その作業の様子がこちらです。

エレメントの取付口にこのOILPROを接続し、専用洗浄剤をエンジンオイルラインに圧送で送り込みます。

送られた洗浄剤は、エンジンオイルラインを洗浄後に、オイルパンのドレンボルト部に接続された回収ラインから本体に回収される仕組みで、この洗浄を何度となく繰り返しての作業です。
その送り出すラインと回収ラインの接続です。

輸入車の場合で厄介なのが、この接続部のアタッチメントで，機械をオーダーすると同時に新たに作ることが必要となります。また施工作業もある程度は経験値も重要となります。
ボルボXC60D4204Tエンジンのオイルライン洗浄作業始まる！

これは洗浄装置で、正面少し左の黒い筒をご覧ください。

始める前はこのような状態です。

同じ筒の中に白いフィルターが入っていて、この白い状態から、洗浄されたオイルが本体へ回収後、このフィルターでろ過され再びエンジンに圧送、循環洗浄を繰り返しますが、洗浄力が強いためにこのフィルターには相当なカスがたまります。このカスは、エンジン内部の壁等に付着しているスラッジで取り除くことでしっかりリフレッシュされます。

この作業後のフィルターの汚れ具合は、ご要望によりお見せすることができますし、オイルライン洗浄へのご質問もお電話またはメールで承っておりますのでぜひお寄せください。