ベントレー 限定生産の新型車「バトゥール」 8月21日公開予定

公開 : 2022.08.10 18:25

ベントレーは今月、コーチビルド部門のマリナーから新型バトゥールを発表します。マリナー・バカラルの後継となる超限定生産車で、ベントレーの新しいデザイン言語が採用される予定です。

ベントレーの新しいデザイン言語

ベントレーは8月21日、米カリフォルニア州で開催されるモントレー・カー・ウィークで、コーチビルド部門のマリナーから最新の限定生産車「バトゥール(Batur)」を公開する。

新型バトゥールは、ベントレーの新しいデザイン言語を採用する。このデザインは、2025年に登場する同社初のEVにも採用される予定だ。

新型ベントレー・マリナー・バトゥールのプレビュー画像
新型ベントレー・マリナー・バトゥールのプレビュー画像    ベントレー

ツイッターで公開された動画では、赤をアクセントにした特徴的なグリルが確認できる。

新しいデザイン言語は、ブランドや車名のロゴにも影響を及ぼしている。SUVのベントレー・ベンテイガは筆記体のロゴを採用しているが、バトゥールには薄型のブロックフォントが使われている。

バトゥールという車名は、インドネシアの湖にちなんだもの。わずか12台しか生産されないマリナー・バカラルと同様に、超限定的なモデルとなる見込み。

コーチビルドを専門とするマリナー部門は、ベントレーの事業において重要な一面を担っている。ベントレーは、2022年上半期に記録的な利益を達成したのは、同部門のおかげであるとしている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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