レクサス NXのニュース/新車情報/試乗記
レクサスのSUVモデルは、クロスオーバーを意味する「X」が車名の末尾に付けられている。現行のラインナップでは、大型のモデルから、LX、RX、NX、UXの4車種が設定されている。つまり、NXは比較的コンパクトなクラスに属するレクサスのSUVとなる。 NXという車名の「N」は、素早いとか軽快なといった意味の「Nimble」に由来しているという。2014年に発表された現行型が初代モデルで、デビュー当時は「レクサス初のコンパクトSUV」として注目された。より小型のUXが発表されたのは、2018年のことだ。 プラットフォームやサスペンションなどは、旧型のハリアーと基本的に共通だ。だがハリアーよりも短い4.6mあまりの全長と1.85mを切る全幅で、都会で扱うのにも適度なサイズのSUVといえる。 2017年のマイナーチェンジで内外装のデザインを変更している。レクサス車のアイデンティティであるスピンドルグリルの形状は、LXやRXと共通のデザインとなり、SUVラインナップの統一性が図られている。 日本仕様のパワートレインは、2.0Lターボと2.5L+モーターのハイブリッドを設定。いずれにも2WD(FF)と4WDが組み合わされる。 姉妹車ともいえるハリアーも新プラットフォームを採用してフルモデルチェンジしたこともあり、NXも次期型の登場がそろそろ噂され始めている。