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スバルは、かつては富士重工業(以下、富士重工)が生産するクルマのブランド名だったが、2016年に社名もスバル(登記上はSUBARU)に変更している。 そのルーツは第二次大戦前は日本最大規模の航空機メーカーだった中島飛行機だ。戦後は富士産業と改称し、スクーターなどを製造していたが、財閥解体により会社は分割される。 1953年に、分割された6社が集まって富士重工を発足。すばる(昴)=六連星のブランド名とマークは、ここに由来している。航空機製造から始まった富士重工だが、1958年に発売した軽自動車のスバル360がヒット作となる。 1966年に発売したスバル1000では水平対向エンジンと前輪駆動を採用し、これを基に1972年には世界初の四輪駆動乗用車のレオーネを発売する。その後、現在にいたるまで、水平対向エンジンと4輪駆動はスバル車のアイデンティティとなっている。 また、運転支援技術に関しても積極的に開発に取り組み、「アイサイト」の名で登場した衝突被害軽減ブレーキは、多くのメーカーの先鞭となった。 2005年にはトヨタが筆頭株主となり、グループの一員となる。その賜物が、共同開発車のスバル BRZ/トヨタ86だ。またトヨタ傘下のダイハツからOEM供給されることで、現在はオリジナルの軽自動車は製造していない。
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