クルマ漬けの毎日から
2017.07.16
ロータスのウエッジシェイプモデル。「2代目エリート」「エクラ」を描いたデザイナー、ウィンターボトムを、クロプリー編集長が振り返ります。
70年代ウェッジシェイプ ウィンターボトムが描いたロータスM90 クロプリー編集長
Oliver Winterbottom’s unique career at Jaguar, TVR, Lotus
面白い本が届いた。イギリス人のカーデザイナー、オリバー・ウィンターボトムの48年間の物語が書かれている「A Life in Car Design」という本で、ジャガー(XJ21プロジェクト)、TVR(タスミン、黄色い車両)、ロータスでのウィンターボトムのユニークな仕事ぶりが描かれている。
1961年にウィンターボトムが仕事を始めた当時、クルマが誕生するまでのプロセスは控えめに言っても未熟だった。
プロダクトの優秀さというよりも、会社内の力関係がどのクルマをデビューさせるかを決定することがしばしばあった頃だ。