社会人1年目、ポルシェを買う。
2017.08.27
第53話:ぼくのポルシェ996、いかにして車検をパスしたか。(後編)
モンダイとこれからの対策
ふたつの写真を見比べると一目瞭然。
けっこうダメになってしまっている。
したがって、
箭内さんと今後の計画をたてることにした。
計画の大前提は、支払いにムリがないということ。
もちろんシンリュウには
一気にがっつりと交換するお客さんも多いけれど、
ぼくの場合は、毎月ムリのない程度に
必要なものを少しずつ換えていくというプランだ。
たとえば直近2カ月で
・クーラント用のタンクと蓋
(ぼくのは規格が古いのだそう)
・LLC(ロングライフ・クーラント)
を交換。
さらに次の2カ月で
・エアフィルター
・プラグ
次は
・セルモーター
といったところ。
これならば、まとまったお金がなくとも
シャカイチ号は健康な状態に保つことができる!
クルマの趣味での「いきづまり感」が
とてもストレスになるのは、
読者の皆さまの多くが共通だろう。
こうしてシャカイチ号は、車検を無事にパス。
法規上あたらしくなった車検ステッカーが
ルームミラーの横に貼られている。
箭内さん!
いつも助けてくださって、ありがとうございます。
ちなみにシンリュウは、
空冷のポルシェの整備が主で、
水冷ポルシェは基本的には診ない。
というより「診る余裕がない」
という表現が正しいのだと思う。
(早朝から夜遅くまで、
しかも休日もほとんどないくらいに
空冷ポルシェの整備で大忙しなのだ)
「取材」とかこつけて、
スキあらば空冷ポルシェの整備を見せていただいる際、
なんとかお願いして、
今回の「車検騒動」に付き合っていただいたのだった。
つねにピリッとした雰囲気で、
フロアにはシミひとつないシンリュウで
チェックしてもらったということ自体が
ありがたいことなのです。
※今回も最後までご覧になってくださり、
ありがとうございます。
ちなみに箭内さんが、
いつもぼくに教えてくれるモットーは
「だれよりも働くこと」。
人生の先輩でもあるのです。
今後とも、[email protected] まで、
皆さまの声をお聞かせください。
もちろん、なんでもないメールだって
お待ちしております。