クルマ漬けの毎日から
2017.09.30
ロールス・ロイスの新型ファントムは、いままでと異なる発想で、造られています。どこが違うのでしょうか? クロプリー編集長が、チーフエンジニアを取材しました。
新型ロールス・ロイス・ファントムの “秘策” クロプリー編集長コラム
The biggest deal in the creation of the Phantom Mk8
8月はロールス・ロイスの新型フラッグシップが登場した素晴らしい月だった。だが、多くの人にとって、ファントムMk8の誕生に関係する最大の話題は、チーフエンジニアのフィリップ・コーエンが明らかにした驚くべき新事実だったのではないだろうか。
コーエンによれば、新型ファントムは、すべてのロールス・ロイスの製造工程を刷新するというのだ。
一般的には、生産台数の少ないモデルは、最も大きい量産モデルからアーキテクチャの提供を受けるのが通常であって、今のところロールス・ロイスはBMW7シリーズのシャシーパーツを
・ゴースト
・レイス
・ドーン
に採用している。しかし、コーエンによれば、将来はこの方法ではなくなるという。