クルマ漬けの毎日から

2017.10.08

クラシックカーが欲しい方は、いらっしゃいますか? イギリス政府が2040年までに目指す内燃エンジン車の「販売禁止」について、クロプリー編集長には、ひとつの考えがあります。

2040年になっても “走りたい” クルマ クロプリー編集長コラム

UK government plans to ban sales of petrol and diesel cars by 2040

イギリス政府がガソリン車とディーゼル車を2040年までに販売禁止するという計画がニュースに流れた。だが、これはまったく新しいニュースではない。前回の選挙前に保守党のマニフェストには、すでにこのことが書かれていた。それでも、その計画を厳しい姿勢で実行しようとしていることは、半ば衝撃的でもあったし、予想通りでもあった。

 
このニュースのプラス面は、電気自動車はすでに機能しており、これまでのバッテリーの進化のスピードからすると、2040年までには現在より少なくとも2倍は効率がよくなっていると予測できることだ。だが、現在わたしはマクラーレン570S、フォード・マスタング、BMWのK1600GT(バイク)を欲しいと思っているが、将来もその後継モデルを同じように欲しいと思っているかは、よく分からなくなってしまった。

 
はっきりしているのは、未来を嘆くのではなく、好意的に迎えなければならないということだ。しかし、イギリスのこういった動向と他の国の同様の動きが、どれほどわたし達の予測を変化させるのか想像するのは難しい。たぶん自動車税が下がるのと同じくらいのスピードで、電気のコストは上がって行くだろう。大勢の人が日産リーフを充電しすぎたら、停電になることもあるのだろうか?

 
だが、おそらく変わらないものがひとつだけある。それはクラシックカーの価値だ。素晴らしいクラシックカーは今後着実に、手に入れるほうがよいクルマ、または手に入れてよかったクルマになっていくだろう。

 
 

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