まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録
2017.12.09
ジャガーXEで6カ月間、1万2000kmを走る/久しぶりにF1に乗る 笹本編集長コラム
久しぶりにF1に乗る
先日、11月の良く晴れた日に、富士スピードウェイでミナルディM190と、ロータス101の2台を走らせた。
ロータス101は、友人のオーナーが乗る前に、各部のチェックと、ウォームアップのため、数周をしただけで何ら問題はなかったが、ミナルディの方は、わたしが所有するようになってから初めての走行ということで、かなり心配であった。
というのは、前オーナーの走行のときに、少しオーバーヒートぎみだったのと、冷えているときのエンジンのスタートで、燃圧の不足なのか、火花がなかなか繋がらないことであった。
しかし、実際に走ってみると、大きな問題は無く、実に楽しく走ることができた。ミナルディのエンジンはフォードDFRで、トランスミッションは5速。6速のロータスと比べるとギアは開いているが、その分、トルクが豊富なので、とても乗りやすい。また、ロータスのジャッド・エンジンよりも、フォードのほうが、高回転での振動が少なく目線は安定している。
殆ど、占有に近いスポーツ走行で、きれいに晴れた青空と富士山を垣間見ながらの走行は、本当に楽しいものであった。これで、翌日の筋肉痛がなければ、最高なのだが。