クルマ漬けの毎日から
2018.01.03
2018年1月。「ジネッタ」がル・マン参戦用のシャシーを発表します。そしてここに、ル・マンで英国勢が活躍して欲しいと願う方がひとり。クロプリー編集長のコラムです。
ジネッタ ル・マンに「ユニオンジャック」が舞う日 クロプリー編集長コラム
Ginetta is making a bold bid for Le Mans success
ジネッタのオーナーでキーパーソンでもあるローレンス・トムリンソンに会いにリーズ(イングランド北部の都市)へ行き、素晴らしい一日を過ごした。トムリンソンは2018年のル・マンのグリッドに6台のLMP1マシンを送り込もうと計画し、まるで熱い戦いがすでに始まっているかのように熱心に取り組んでいる。ル・マン24時間レースの勝利を目指してイギリスからこれほど多く参戦するのは、数十年振りになるだろう。
だが、わたしにとって興味深いのは、本格的なロードカーメーカーとしてのジネッタの潜在能力である。トムリンソンがロードカーの製造を考えているのはまちがいない。すでにわずかながら、その方面のビジネスに参入しているからだ。