クルマ漬けの毎日から
2018.01.20
レンジローバー・ヴェラールに試乗したクロプリー編集長。「美しく、静かで、パワートレインも良い」と評価したのに、不思議な感覚に陥ってしまいました。
進化、標準化、また進化 クロプリー編集長コラム
We bank their effors and keep demanding more
待ち望んでいた機会がようやくやって来た。評判の良いレンジローバー・ヴェラールに初めて試乗したのだ。
ヴェラールはどこをとっても素晴らしいクルマだ。うまく作られているし、静かで快適でそれに内装も外装もじつに美しく、パワートレインも素晴らしい。
(英国仕様2.0dの)240ps/4気筒2.0ℓのディーゼルがこれほどコントロールしやすいとは、10年前にはだれも思わなかっただろう。長年言われていることだが、クルマを進化させ続けている自動車メーカーにとって大変なのは、わたし達ユーザーが進化したクルマをすぐに標準と考えてしまい、さらに進化を求め続けることだ。