社会人1年目、ポルシェを買う。

2018.08.19

こんばんは。「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。前回のお話「走行距離の多い空冷ポルシェ、なぜ市場では少ない?」も、多くの感想をいただきました。さらに気になったのが、「そもそもナゼ空冷ポルシェの価格は高騰したのか」。ドキドキするお話を聞きました。

第71話:そもそもナゼ、空冷ポルシェの価格は高騰したの?

photo:Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG

もくじ

なぜクウレイ=高い(高すぎ)なのか
なんだかドキドキしてきた
高騰するクルマ、その理由
高騰から一転、落ち着いたワケ

なぜクウレイ=高い(高すぎ)なのか

前回のお話
「走行距離の多い空冷ポルシェ、
 なぜ市場では少ない?」にも
多くのメールが寄せられた。

ポルシェオーナー以外のメールも多く
「クルマ好きなひとたち全体」が
興味を示してくれたというのも新鮮だった。

スマートニュースのトップにも、
長いこと掲載され続けたとも聞いている。

「10万km以上のクルマを嫌がるのも
 日本人ならでは」というメールも
そうなんだなぁ、と感心した。

さこで
もうひとつ疑問に思ったことがあった。
それは「そもそもなぜ空冷ポルシェは
あんなに高騰したのか?」ということ。

当たり前のように、クウレイ=高い(高すぎ)
というイメージがついてしまっているけれど
それはそれで理由があるのではと思ったのだ。

こうなったら聞いてみよう、ということで
「オークションの上野さん」の元を訪ねた。

わたし上野太朗と名字が一緒であるが、
血縁関係はない。(よく聞かれるのです。
あ、それとメルセデス日本法人CEOの
上野金太郎さんとも血縁関係はないです。
あんまり「2ちゃん」に書かないで(笑))

もともとネコ・パブリッシングという会社で
「スクーデリア」誌の編集長や
「カーマガジン」誌の編集委員を歴任し
いまはこのAUTOCAR JAPAN上でも
数々の重みある記事を執筆してくださっている。

「オークション・リザルト」という記事を統括、
世界中の主要オークションを追いかけ
落札額やトレンドをまとめられている。
この記事は一般読者はもちろんのこと、
自動車販売のプロたちが相場を見極めるために
日々活用しているというデータもある。

ま、要するに上野さんはすごいひとなんです。
さっそく話を聞きにうかがった。

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