Juju(野田樹潤)ブログ

2018.12.01

第11話:U17レース最終戦も優勝 全戦全勝を達成 ー Juju(野田樹潤)ブログ

「特別な優勝」 その理由は

今回の優勝は、チームにとっても、特別な優勝になりました。

というのも、レース前日までは、次々と起こるマシントラブルで、ハラハラドキドキの連続だったからです。

マシントラブルって、突然起こるし、その原因を見つけるのは、結構たいへん!

8月の第3戦が終わってから2カ月半ほどの間、お父さんやメカニックさんたちは、毎日のように遅くまでマシンに向かっていて、それはもう、そばで見ているのも辛くなっちゃうほどでした。もちろん、わたしもほとんど練習ができないまま。

そこで、とにかくわたしが走り込めるようにと、10月に1度マシンをバラして、セッティングも基本的なものに変えてくれました。

そのおかげで、マシンの調子はとても良くなったんです。

ところが……。

レースウィークに入って2日目。

伸び悩んでいたタイムもようやく上がってきた、と安心していたところへ、またまたトラブル発生!

結局、2日前に30分間しか確認走行ができなかったんです。

とにかく、ギリギリすべり込みセーフ、という感じで、当日を迎えたのでした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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