まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録
2019.01.27
アストン マーティン・ヴァンテージは1/17に納車されました ― まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録
実際にクルマを見てみると……
実は、昨年末に、このクルマの、工場のライン上で生産中の写真を本社から送ってくれていたので、確かにデータどおりのボディカラーに塗られているのは判っていた。
しかし、実物を見るのは初めてであったから、想像していたとおりの雰囲気に仕上がっているのか、正直に言うと気がかりだったのだが、アンベールされたクルマを見て、私が欲しい仕様がほぼ完璧に実現されているのが確認でき、安堵するとともに、大いに満足した。
クアンタム・シルバーにブラックのルーフ、そして、バンパーの周りも全てブラックフィニッシュで、オプションで装備されてきた鍛造ホィールも凄みを効かせている。
内装は、アルカンターラのブラック一色で、スイッチ類のシルバーが良いアクセントになっている。
全体の印象は、綺羅びやかさは一切なく、全く目立たないが、よく見ると、猛獣が今にもダッシュし始めようとしているような姿を思わせる、シャープな感覚のスポーツカーに仕上がったと思う。
今回のヴァンテージに私が求めたのは、甲府と東京を頻繁に往復するビジネス・エクスプレスとしての役割で、まさにそれにピッタリのクルマだと確信した。
ところで、写真を見て、ナンバープレートの数字の1895の意味が分かる人は、相当のAUTOCARファンである。
なぜなら、この数値は、英国AUTOCAR誌の創刊の年1895年から採ったもので、初めてアストン マーティンのオーナーになるということから、英国に敬意を評した、という訳である。