社会人1年目、ポルシェを買う。

2019.03.21

皆さん、こんばんは。「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。購入したポルシェ911(930 SC)、どこを整備すべきかを「シンリュウ」の箭内さんに聞きました。

第91話:ポルシェ930、結局どこを整備すべきなのか。

photo:Satoshi Kamimura(神村 聖)、Taro Ueno(上野太朗)

もくじ

なによりタイヤ
ミッションをチェック
気になるオイル漏れ

なによりタイヤ

前回は、急に効かなくなってしまった
930のヒーターの復活について触れた。

せっかくだから、ということで
その他の整備すべき点を探っていただいた。

なかでも気になっていたのは、
寒い日、段差や傾斜を踏み越える際に、
フロントの足回りから「キシキシ、ギシギシ」
と、音がすることが稀にある点について。

これは
・ガイディングアーム
・スプリングアームのブッシュ
を交換すると改善されるらしい。
が、もうすこし観察し、
どんな気候でも頻繁に音がするのならば
交換を考えればよさそうとのことである。

ほかの部分を診ていただこう。

その流れで足元を下から覗いてみると、
どうやらターボのストラットがついている。

いつも個人的に楽しみに読んでいる、
兵庫県でポルシェ整備をしている
「FROSCH/フロッシュ」さんのブログには
ターボとSCはターボストラットと書いている。

930のショックの見分け方講座
FROSCH BLOG 2014年2月28日21:07

たしかにその見分けとなる、
ストラットケース下に、ロールピンがある。

当時、どのような仕様で日本に正規輸入され
どのようなラインナップがあるのか
欲を言えば、どんなものに交換できるのかを
追って細かく調べてみたい。

さらにシンリュウの箭内さんの指摘は、
装着しているタイヤが古すぎること。
調べてみると、けっこう前に製造されていた。
乗り心地うんぬんを語るならば、まずはココ!
「よくこれで乗ってるね!」とのことで
あたらしいタイヤの入手が最優先となった。

 
 

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