社会人1年目、ポルシェを買う。
2019.09.01
「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。ちょっと前に、シャカヨン号(ポルシェ911 SC)は車検から戻ってきました。何をどのように整備したのかをまとめました。
第98話:ポルシェ911(シャカヨン号)、車検費用は49万8676円。
もくじ
ー シャカヨン号、ついに戻ってきた
ー どこが、どんなふうに変わったのか
シャカヨン号、ついに戻ってきた
ちょっと前のことだけど
1か月と、ちょっとの時間を経て
愛するポルシェ911(シャカヨン号)が
手元にもどってきました!
じつは、いちど、
シンリュウに引き取りにいったのです。
が、そのまま再入庫となったのでした。
低回転域のシャリシャリ音の症状を
(本当に気にしないと聞こえない)
かねてから気にしていたのだけれど、
シンリュウに入庫中は発症せず……。
こういうことって、よくありますね。
それが、帰り道に、症状が再発したのでした。
原因は、触媒の遮熱板と
ヒート・エクスチェンジャーが
極めて狭い条件のみで接触していたから。
極めて狭い条件というのがクセモノだった。
ギアをエンゲージし、かつ走行していて
そのうえほんの1000−1100rpmのあいだ。
それも周囲が静かで、かつ
左右に壁があれば反響して聞こえるのです。
いっぽう車検整備時は、
ほとんどがリフトに乗せての整備。
シンリュウの箭内(やない)さんと
交互に空ぶかしを繰り返しながら
「あれぇ……入庫したとたん音が聞こえぬ」
といったかんじだったのです。
帰り道、つまり走らせている状態で、
ふたたびシャリシャリと聞こえはじめ
それで箭内さんと同乗試乗をしたうえで
「こりゃ再入庫だね」と。
プラス1週間、つまり
約40日の整備とあいなったのでした。
原因は、触媒の遮熱板と
ヒート・エクスチェンジャーが
極めて狭い条件のみで接触していたから。
些細な原因、些細といえば些細な症状。
しかし乗れば乗るほど気になるものだ。
排気管が腐っているとか
大掛かりな交換を要するとかじゃなくて
ほっと、ひとあんしんでした。
整備の結果、トータルで49万8676円。
その代表を見ていこうではないか。ヒェ。