社会人1年目、ポルシェを買う。
2019.10.19
第99話:ポルシェ911(シャカヨン号)、タイヤ交換 ミシュランにしてみた。
パイロット・エグザルトPE2の第一印象
組み上がったタイヤを装着したシャカヨン号(ポルシェ911 SC)は、ピンと背筋が伸びたように見える。サイドウォールがぷくっと膨らんでいるから愛嬌もある。
乗ると、明らかに反応がよくなったことに、すぐに気づく。乗り心地については、ぽよんと跳ねるかなぁ。同じタイヤを履いたことがある人に聞いてみたところ、しばらくしたら落ちつくという。
この日はちょうど雨が降った。雨のなか、たとえば首都高の合流手前のループで、いつもよりやや積極的にアクセルを踏んでみると、「あ、ここからは怖いかなぁ」と思うタイミングがあった。パイロット・エグザルトPE2は、それがない。「もっと先に、怖くなるポイントはある」と思った。
そして静か。といったって、後ろのほうから空冷エンジンがわんわんと唸っている。音楽だってろくに聞こえない(シャカヨン号に乗り換えて、めっきり聞かなくなった)。
けれど明らかにタイヤに起因する、ザーザーゴーゴーといった類のいわゆるロードノイズが激減した。となりに乗っていた神村カメラマンもそういった。
ファーストインプレッションだけでも十分な収穫があった。と、同時に、10年ちかく交換していなかったタイヤと比べたって、仕方あるまい。
パイロット・エグザルトPE2が、どれほどすばらしいかは、今後、さまざまなタイヤと比べることで、より明らかになるに違いない。
ところで「Nタイヤ(ポルシェ認証)」について気になることがでてきた。次回以降、聞いてみたい。