クルマ漬けの毎日から
2019.11.23
慣れてきた、ヴェラールのスタイリング
電動化 「効率性」の追求だけではない
スーパーチャージャー付きの大型エンジンは時代遅れ、などと言うと苛立ちを覚える人もいるだろう。
そういう人はたぶん、クリーンでパワフルに走り始める最新の電化モデルに乗ったことがなく、またおそらく(高い確率で)、電化モデルに乗ってみたいとは考えていないだろう。それに、自分では燃料代を支払っていない人かもしれない。
最近私は、大型/四駆/上級装備のすべてを備えた2.0Lハイブリッドのレンジローバーに試乗した。その時、このハイブリッドの低速でクリーンなレスポンスは、大型エンジンを搭載する全SUVの模範であると感じた。
電動化がまだ現実ではなく将来の展望であった頃、自動車業界の専門家たちは、電動化は効率性を追求するだけでなく、「進歩」でもあると言っていた。彼らの見解は正しかったといえる。