Juju(野田樹潤)ブログ

2020.02.29

【Juju(野田樹潤)ブログ】第26話:デンマークでマシン引き取り たいへんなのは、これから

たいへんなのは、これから

マシンが手に入ったので、ひと安心。

とはいっても、必要なものはマシンだけではなくて、整備の拠点探しや住む場所、わたしが通う学校も探さなくてはならなかったりと、かなり苦労したみたいです。わたしではなく、お父さんやお母さんが、なんですけどね!

今回から、NODAレーシング全体を移して参戦するということになったので、機材を日本から送ったりとか、ないものは海外で探したりとかも。

整備の拠点もなかなか思い通りにはいかなくて、とりあえずは、スタッフも寝泊りできるガレージ付きの大きな家を借りて、ガレージを整備スペースにしました。

そのほか、ホームコースとなるメインのコースには別にガレージを借りて、走行するときはそこを使う、という感じにするみたいです。

家のほかには、モーターホーム(キャンピングカー)も用意しています。

日本でも使っていたアドリア製のもので、一番大きいサイズのものです。イメージとしては、ちょっと豪華な1Kぐらいかな?

遠征に行ったりするときの宿泊もふくめ、学校に行ってるときも基本的にはそのモーターホームで生活する予定です。

アドリア製のJuju専用モーターホーム。

まだまだ全部が整ったわけではないですが、そこまで整うまでには、現地の人もそうだし、いろんな人に協力してもらいました。本当にありがたいです。

そして、学校も決まり、2月から現地のインターナショナルスクールに転入しました。言葉はデンマーク語と英語の両方です。最初の3か月ぐらいは辛そう、でも、そこを乗り越えればなんとかなる、かな?

実は、小学生の弟も一緒にデンマークに行き、同じ学校に通うことになったんです。弟も一緒ならさみしくないやって思いつつも、ひとつだけ不安なことが。

それは、デンマーク語や英語の勉強が、弟に追い越されないかってこと!

わたしは、レース活動が忙しくて学校にはあまり通えないかもしれないけれど、弟は毎日学校に行くでしょう? あ~~、それだけは不安~~~。

そんな小さな不安はありますが、デンマークでの生活がいよいよ始まります!

これからも、皆さんに現地での生活の様子をリポートできればいいなと思っています。

ひきつづき、応援よろしくお願いします。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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