社会人1年目、ポルシェを買う。
2020.04.30
「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。すこし前のこと。シャカヨン号(1979年式ポルシェ911 SC)で、ほとんど一気に1755kmを走りました。そして、1つ、心に決めたことがありました。
【社会人1年目、ポルシェを買う。】第107話:ロング・ライド。そして結婚します。
もくじ
ー ほとんど一気に1755km
ー 「結婚、まだですよね?」
ー 目を背けてはならないこと
ほとんど一気に1755km
東京から、九州の大きくも小さくもない町までシャカヨン号(1979年式911 SC)で走った。すこし前の話。1月27日の18時に出発し、28日のお昼に着いた。
相棒はトシキくん。皆さん覚えているかなあ。
休憩はいちどに30分以内と決め、交代でリードしながら、ひたすら走った。ただひたすら。
首都高(池尻)→東名高速→新東名高速→伊勢湾岸道、新名神高速道路……東九州自動車道。途中、西宮ICからミスコースをし、総走行距離は、1755kmにのぼった。燃費は9.10km/Lとなった。
大解剖せずに済んだミッションは、調子がいい。
「細かいところも調整しておいたから」というシンリュウの箭内(やない)さんの言葉を思い出す。1速には、以前よりもさらにスムーズに入る。2速、3速と節度感をもって、しっかりとした感触をもってインサートされる。
ミッションはかつてオーバーホールしているとわかったため、そのぶんの費用をハブベアリングに回した。これがまた、フィールを大きく変えた。とにかく静かなのだ。アクセルオフ時も滑空しているようだ。
40年前、シャカヨン号が新車だったころは、こんな乗り味だったのだろうか?
夕方に出発し、日付が変わり、闇夜をどんどん突き進んだ。いろいろなことを考えた。