社会人1年目、ポルシェを買う。
2020.05.04
「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。シャカヨン号(1979年式ポルシェ911 SC)のリアフードの塗装がポロリと剥がれました。悩んだ結果、もっとも手軽な方法で乗り切ることにしました。
【社会人1年目、ポルシェを買う。】第110話:リアフードの塗装もポロリと剥げた。
もくじ
水洗いは、たまに
シャカヨン号(1979年型ポルシェ911)は基本的に
あまりびしゃびしゃと水をかけて洗車をしない。
防錆がすすんだ年式であるものの、
水をたっぷりかけるのは気が引けるのだ。
ほとんど雨の日は乗らないうえ、
パレット式駐車場の下の段(通常時は地下に格納)
という環境から、泥だらけにならないということも
拭き掃除あるいは簡単な水洗いで済む理由である。
もちろん定期的に水洗いはする。
すこしずつ汚れは蓄積していくものだし
なにより水をたっぷりかけて洗車するのは
すっきりした気持ちになるから好きだし
クルマもよろこんでいる気さえする。
というわけで
いつものコイン洗車場で隅々まで洗った。
併設の自販機の、なんの変哲もない缶コーヒーが
洗車後の自分へのごほうびだ。
ボディはきらきらと日光を跳ね返しながら
まわりの風景を鏡のように映している。
ところが……。
リアフードに、黒い点。虫かな?
あれ、指で払っても落ちない……。
そっと指でなぞっていると、
ああ! 塗装が剥げているではないか。