社会人1年目、ポルシェを買う。

2020.05.04

【社会人1年目、ポルシェを買う。】第110話:リアフードの塗装もポロリと剥げた。

全塗装は、いつか

シャカヨン号はリアフードだけ
もともとちょっと表面がザラリとしている。

どこかのタイミングで塗り直しているはずだし、
おそらくエンジンの熱でダメージを受けている。

せっかくフロントフェンダー付近の蛇腹の横も
ボディショップカワナで塗っていただいて
きれいになったばかりだし
リアフードだけ塗り直していただこうか……。

いっぽうで、いざ塗装するとしたら
あれもこれも塗って欲しくなる。
サイドウインドウの上、ドアパネルのエッジ
リアバンパー下部などなど、
いずれも目立たない箇所だけど
挙げていったらキリがない。

きっと支払い額もキリがない……。

それに、今、この瞬間の、
わずかにくたびれたこの風合いが好きなのだ。
あまりきれいになりすぎるのはなぁ……。

そんな相談を笹本編集長に相談したところ、
「そんなのタッチアップだろ」と即答だった。
編集長の356も気になるところはあるけれど
長く付き合ってきて今の雰囲気がとてもいいから
全塗装は「いつかすればいい」と考えているそう。

たしかにそうだよなぁ……。

まさに蛇腹付近のパーツを塗っていただいたときに
塗料の余りを小瓶に分けていただいたばかりだ!

というわけで、細い筆でちょっとずつ色を入れた。
かなり近くでみれば気づくかもしれないけれど
どんくさい僕にはほとんとわからないレベルだ。

あれもこれもと欲張るとキリがないものだけど
今しかできないリペアもあるものだなと思った。

※今回も最後までご覧になってくださり、ありがとうございます。

 完ぺきに越したことはないけれど
 ちょっとスキがあるほうが愛おしい。

 今後とも、[email protected] まで、
 皆さまの声をお聞かせください。
 もちろん、なんでもないメールだって
 お待ちしております。

記事に関わった人々

  • 上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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