【Juju(野田樹潤)ブログ】

2020.10.13

Juju(野田樹潤)のデンマークF4挑戦。次戦は10月10〜11日にパドボーグパークで開催される予定だったデンマークF4選手権の第4ラウンドです。その前に練習をし、次戦の戦い方を考えています。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第43話:練習走行完了! タイムも上々、でも(?)

もくじ

パドボーグパークは得意なコース
次戦、最もチャンスがありそうなのは?

パドボーグパークは得意なコース

10月10〜11日にパドボーグパークで開催される予定だったデンマークF4選手権の第4ラウンド。(中止になりました! 詳細は次話)

このレースに向けて先日パドボーグパークを練習走行できる機会があり、走ってきました。

1周2.07kmのこのコースは第2ラウンドが開催された場所でもあり、わたしが今シーズンの開幕前にコースレコードを0.2秒縮めた得意のサーキットでもあります。

それでも開幕前や夏の終わり頃とは気温とか湿度も違うので、これまでと全く同じセッティングというわけにはいかないんです。

でも今回も良さそうなセッティングがちゃんと見つかりました。

次戦、最もチャンスがありそうなのは?

練習走行は2時間程度と比較的短めでしたが、前回のレースから気持ちを切り替える意味でも、そして1週間後のレースで気持ちよく走りはじめるためにも、とっても意味のある時間を過ごすことができました。

なにしろ、目標はぶっちぎりですから。

デンマークF4の第4ラウンドとなる次回、最もチャンスがあるのは(当てられにくいとも言いますけど)、やっぱり予選の後の第1レース(第10戦)だと思うんです。

予選でポールかフロントローを取って、ライバルたちをぶっちぎる!

第2レース(第11戦)は第1レースの結果を逆にしてスタート順にするリバースグリッドなので慎重に行く必要があります。

もし第1レースを上位で終えた場合には後方からのスタートになり、オーバーテイクの機会が増えるからです。

また最終の第3レースは第2レースのフィニッシュ順のスターティンググリッドになることもあって、第2レースをうまく走ることが重要になるのです。

現状では自力でのチャンピオンシップ獲得は難しい状況になっていますけど、1レースずつ大切にこなしていけば、まだチャンスはあると思っています。

1つ不安なのは天気ですね。秋になってからのデンマークは、天気がかなり不安定なんです。ウエットコンディションが嫌いというわけではないですけど、雨の量とか、コースが途中で乾いてきたりとかウエットだと不確定な要素は増えるんです。

ドライなら確実にポールを狙っていけると思うので、晴れないかな~。

ということでレース直前まで掛かってこのレポートを仕上げていたら、驚きの連絡が入ってきてしまいました。ガーン、今わたしの頭の中、真っ白です。

詳しいことは次回、報告しようと思います。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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