社会人1年目、ポルシェを買う。

2021.01.24

【社会人1年目、ポルシェを買う。】第124話:路上で止まったロードスター練習号 修理に2万円

原因が判明 修理代は2万円ちょっと

ディーラーに着くと、
受付のかたが温かく迎えてくれた。

「たいへんでしたね……」
心から心配してくれるということが
表情からわかった。お茶が染みわたる。

原因はほどなくしてわかった。
インテークパイプがエンジン側で外れている!
よくみると、パイプがビニールテープで巻かれ
そのテープが劣化してぐらぐら揺れている。

関東マツダ東名川崎店の柳さんが担当してくださった。柳さんがインテークパイプをずらして説明してくれている図。

パイプがきちんとエンジンと繋がっていると
アイドリングは問題なくつづく。
しかしパイプをわざと動かし隙間がで作ると
当然空気を吸い込んでぼっぼっぼ、と落ちる。

きっと前のオーナーが応急処置したのだろう。

さらに精査し、センサーの故障コードが発覚。
インテークパイプは一体交換なので値上がり。
計2万2820円(税込み)の出費となった。

諸事情あって、
助手席にiMac 27インチを載せていた。
自宅までどう帰ろうかと途方に暮れていると
1台の白いマツダ・ロードスターNB型が!

車検をとった直後に路上で止まった事実が
あまりにもおもしろくて悲しかったため
社内のチャットに写真を送ったところ
なんとトンカツ先輩が駆けつけてくれたのだ!

優しさに感謝します。

「こんなことで
 ロードスターを嫌いにならないでね」

寒さとショックでひび割れそうになった心に
温かい言葉が響きました。ありがとうございます。

そして帰りついて、気分転換しようと思ったら
シャカヨン号(1979年型ポルシェ 911SC)の
エンジンがかからなくなりました。

※今回も最後までご覧になってくださり、ありがとうございます。

 あぁ。

 今後とも、[email protected] まで、
 皆さまの声をお聞かせください。
 もちろん、なんでもないメールだって
 お待ちしております。

記事に関わった人々

  • 上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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