クルマ漬けの毎日から

2021.03.17

クロプリー編集長は、愛車のマツダMX-5(ロードスター)で真冬の長距離ドライブを楽しみました。久しぶりにMX-5を走らせ、新たな発見があったとのこと。そして長距離ドライブの後には、あの作業が待っています。

【クロプリー編集長コラム】マツダ・ロードスターで楽しむ、真冬の長距離ドライブ

もくじ

スポーツカーへの偏見
トップを開けて スリルを楽しむ

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

スポーツカーへの偏見

ホリデーシーズンのドライブは、捉えどころがない。道路の交通量はなぜか異常に少ない日もあれば、どうにも混雑している日もある。

つまり、混雑していない日を的確に選んで出かけることが、快適なドライブのポイントになるが、この30年以上うまくいった年は一度もない。

それでもこの冬の休暇中、「スポーツカーは天気のいい日だけのもの」という愚かな偏見を克服することはできた。

真冬の悪天候のなか、愛車のマツダMX-5(ロードスター)で約240kmのドライブを実行したのだ。

このMX-5は、2015年から2016年にかけてAUTOCAR編集部(英国版)が長期テストしていた個体で、その後は私がオーナーとなり、この4年間ドライブを楽しんでいる。

トップを開けて スリルを楽しむ

MX-5にひと月くらい乗らないと、どれほどこのクルマが素晴らしいかを再認識する。

何とも嬉しいご褒美だ。

それに久しぶりに運転すると、コンパクトで居心地がよく、機能的であることにもあらためて驚かされる。

さらに、寒さに負けずトップを開ければ、ちょっとしたスリルも味わえる。MX-5に内蔵された正確性とコントロール性能を楽しみたいがために、路面のグリップが低いことを願いたくなる時さえあるのだ。

そして、悪天候のドライブを終えて帰宅すると、今度は洗車が待っている。

凍える寒さのなかの洗車は大変だが、私にとってMX-5は、それだけの価値があるクルマだ。

 
 

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