社会人1年目、ポルシェを買う。

2021.04.15

「社会人1年目、ポルシェを買う。」の上野太朗です。練習号(マツダ・ロードスター)を「KeePer」でピカピカに。前編です。

【社会人1年目、ポルシェを買う。】第129話:なにこれピカピカすぎない? 練習号(ロードスター)が新車級になったお話。前編

もくじ

ぼくも「おぉ、これは……」と思う
できあがって「なんだこれ……」

ぼくも「おぉ、これは……」と思う

photo:Satoshi Kamimura(神村 聖)

「おぉ、これは……」

訪問したKeePer技研株式会社のファクトリーで
今回のご担当者が放った一言目のことばである。

頑固な汚れ、無数に刻み込まれた小キズ……。
唸りとも、悲嘆とも受け取れる声が漏れるのも
無理はない。ぼくも「おぉ、これは……」と思う。

まずはクルマの周りを何度も行き来しながら
特に汚れいているポイントを見極める。
重点的に作業すべきところはメモしている。

それから純水とムースでクルマを洗車。
ここでいう純水とは、水道水に溶けこむ
ナトリウムやマグネシウムを
ほぼ完全に除去したピュアな水のこという。

シャンプーでなく「ムース」を使うのは、
砂ボコリの摩擦からクルマを守るためだ。

取材に同行いただいた写真家の神村 聖さんも
「すでにこの時点で、ふしぎにきれいですよね」
という。たしかに普通に洗車するときよりも
どこかしっとりして見えるのは、余分な油膜が
ここで落ちているからなのだそう。

ボディはぺったりと、無駄な光を跳ね返さず
これだけでもわたしレベルなら満足できそう。

が、ここからが本番。長丁場の本格作業だ。

記事に関わった人々

  • 上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

おすすめ記事

 

人気記事