クルマ漬けの毎日から

2021.05.04

クロプリー家では、この6年間乗ってきたフィアット500の買い替えを検討しています。実はその前に乗っていた小型車も、フィアット500でした。500は2度連続選ばれたわけですが、次はどのクルマになるのでしょうか?

【クロプリー編集長コラム】悩ましい! 我が家の小型車選び

もくじ

いまが替え時、決断の時
小型車 我が家の必需品

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

いまが替え時、決断の時

クルマとの関わりは深いと思っている人でも、ちょっとした騒ぎになる時がある。

それは新しいクルマを買う時が来たと、突然明らかになった時だ。

総走行距離8万4000mile(約13万5200km)になる我が家の2015年製のフィアット500ツインエアは、買い替えの時期を迎えている。

妻の愛車、フィアット500のエンジンオイル量を点検するクロプリー編集長。

いつもクルマの面倒をみてもらっている地元のメカニックによれば、クラッチの交換(400~500ポンド:6万円~7万5000円)、ダッシュボード内部の小さな不具合の修理(250~300ポンド:3万7500円~4万5000円)、フロントショックアブソーバーの交換(300ポンド~400ポンド:4万5000円~6万円)が必要だという。

さらに、フロントブレーキとタイヤ(500ポンド:7万5000円)も交換の可能性がある。

加えて、私が何よりも気になっているのは、この500の小さな2気筒ターボエンジンのことだ。現時点では完璧に動作しているが、いったいあとどのくらい持ちこたえられるだろうか。

要するに、我が家の500はいまが替え時なのだ。だが、次にどのクルマを買うのだろうか? この十数年の間に2台のフィアット500を乗り継ぎ、運転を楽しんできた妻の希望により、後釜の決定は週末まで先送りすることになった。

小型車 我が家の必需品

さて、その週末がやって来た。

我が家にとって大きな選択の時が迫っている。だが、クルマ選びは難航している。

今回選ぶクルマは、小型でなければならない。小型車がなければ、我が家はちゃんと機能しないからだ。

後席にだれかが乗ることはめったにないので、フォルクスワーゲン・ポロやフォード・フィエスタよりも小さいクルマがいいと思っている。

EVのルノー・ゾエ。買い替え有力候補の1台。

ということは、フィアット500、ミニのハッチバック、トヨタ・アイゴとその兄弟モデル、フォルクスワーゲンup!とその兄弟モデル、ヒュンダイi10、キア・ピカント、スズキ・イグニスあたりが候補になる。

あるいは、EVを選ぶべきだろうか?

そうなると、フィアット500e、ルノー・ゾエ、ホンダe、ミニ・エレクトリックも候補になる。

スズキ・イグニス。このコラムでも何度か登場している、クロプリー編集長のお気に入りの小型車。

個人的には、ゾエかイグニスがいいと思っているが、今回に限っては私1人で決めてはいけないと言われている。そして、我が家の話し合いはまだ続いている。結論が出たら、またお伝えしたい。

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