クルマ漬けの毎日から
2021.08.18
昨年手に入れた1991年製のロータス・エラン(M100型)。この夏、クロプリー編集長はそのエランで、ロータスオーナーが集うヒルクライムに出場しています。
【クロプリー編集長コラム】ロータス・エランでヒルクライムに参加
もくじ
ー 7月第4週 デビューに向けて まずは準備
ー 7月第5週 祝30周年 マティのヒルクライム選手権
ー 8月第2週 エラン、2度目の出走
7月第4週 デビューに向けて まずは準備
ロータス・エラン(M100)をポール・マティが経営するロータス販売店へ持ち込んだ。その目的は、ヒルクライムのデビュー戦に備え、計測プレート(タイミング・ストラット)を取り付けるためだ。
熟練の技術者、ロイ・ベリー(写真)がフロントのナンバープレートと計測プレートを付け替えてくれた。
なぜ、この方法を自分でも考えつかなかったのだろうか?
7月第5週 祝30周年 マティのヒルクライム選手権
ヒルクライムで有名なシェルズリー・ウォルシュ(イングランド西部)で、前輪駆動のロータス・エランを初出走させた。
前述したようにロータス販売店のオーナーで、また私の友人でもあるマティが、このロータス・ヒルクライム選手権を立ち上げてから、今年で30周年になる。そこで、私も参加することにしたのだ。マティは現在も、この大会のスポンサーシップを続けている。
ドライバーの私には、ライン取りの悪さ、下手なシフトチェンジなどの基本的なミスがあったが、エランの走りには見込みがあると感じた。
スタートの速さには驚かされたし、ボディのロールにもかかわらず、ロードホールディングも優秀だ。
興味深かったのは、気温30℃を超える暑さの場合、もっと涼しい時間帯に行なわれた練習走行よりも、どれだけ遅くなるかという点だ。
このイベントの常連で経験豊富な人たちは、この日の朝と午後3時頃で比較すると、私たちのクルマのエンジンは5~8%ほどパワーが落ちていると言っていた。実際、私もそう感じた。
8月第2週 エラン、2度目の出走
さて、今週末はプレスコットヒル(イングランド南西部)で開催されたヒルクライムに参加した。
ドライバーはあまりぱっとしなかったが、私のエランは予想外に評判がよかった。
その理由は、外観の程度のよさと、ボディカラー。また標準ではないマルチスポークの17インチホイールは、特に人目を引いたようだ。
この3点についていろいろな人から声をかけられ、会話がはずんだ。このホイールはローバー用だと聞いているが、どのモデルのものだろうか? ご存じの方は、ご一報ください。