Juju(野田樹潤)ブログ

2021.08.19

【Juju(野田樹潤)ブログ】第56話:今週末はデンマークF4第4ラウンド 事前練習はトップタイム!

次のレースはチャンスあり その理由は

ストレートスピードの差、という問題への対処が野田レーシングの夏休みの課題でした。

とはいってもイコールコンディションが前提のF4マシンなのでいじれる箇所はほとんどないわけです。

メカニックの方たちはベアリングの抵抗を極力減らすなど、まさに重箱の隅を突くような作業をおこなってくれたのです。

昨シーズンのデンマークF4のもよう。 NODAレーシング

事前練習でのトップタイムは、そういった積み重ねも効いているのだと思います。

もう1つ、ユランズリンクに関して希望があるのは、パドボーグ・パークよりもストレートが短いという点です。つまりエンジンパワーの差が出にくいわけです。

そしてわたしは昨年このコースで勝っているし、相性も悪くないハズ。

第4ラウンドに向けた練習風景。 NODAレーシング

前のラウンドでは3レースを失ってしまったので、選手権を考えれば自分が勝ったうえで相手のミスを待つしかないような状況です。

でも監督からは周りにまどわされず自分の走りをすればいいと言われています。

クレバーなレースができれば、結果は後からついてくるのかな。日本の皆さん、応援よろしくお願いします。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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