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2021.10.02

【笹本編集長コラム】レンジローバー・イヴォーク2021年モデルと所有車レポート

MHEVの恩恵 実際の使用で感じる

新たにMHEV(マイルドハイブリッド)が取り入れられ、パワーアップとともに、よりスムースな走行が可能になった。

MHEVの特徴は、オルタネーターの代わりに、減速エネルギーを利用して発電できるモーター機能つきの発電機を装備していることで、加速時のパワーがより強力になっている。

結果として新たなインジニウム・エンジンは、180psから204psまでパワーアップした。

実際に試乗してみての第一印象は、アイドリング時のエンジン音が更に小さくなり、都内など常時一定の音量がある地域では、殆ど感知できない程度まで静粛になったことである。

更にアイドリングストップからの再スタートの際の振動も小さくなり、心理的なストレスは殆どなくなった。

これもMHEVの恩恵だろう。操作系の各部のスイッチ類も、引き続き、高級感あふれる感触なのは変わらない。

燃費については、200km程度走っただけで、正確には計測できなかったが、実用上、大きな差はないだろう。

結論として、2021年モデルのイヴォークは、引き続き人気を集めるだろうし、私もお勧めである。

 
 

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