まだまだ頑張る現役編集長の奮闘録

2021.11.19

【笹本編集長コラム】ふとした切っ掛けでマツダ・ロードスターを買いました

幌の張り替えを決意

さて、次には、傷んだ幌はそのままにして、ハードトップを装着しようか、と考えたが、やはり、オープンにしないのは、つまらないので考え直し、幌の張り替えを行うことにした。

張り替えをお願いしたのは、群馬県の富岡にある、オープンカー幌専門店、トップレスフリークスである。

同社は、世界的なメーカーである米国のロビンス・オートトップ社の日本正規代理店で、ロードスター各世代のほかホンダS2000、S660、トヨタMR-S用から様々なモデルのソフトトップを取り扱う。

ダイレクトに輸入するため、高品質の幌を安価で販売されることも見逃せないポイントだ。

NA/NBロードスター用としては幌がビニール製とクロス(布)製があり、リアウインドウがビニールとガラス、リアウインドウを開閉できるジッパーの有無、リアウインドウ熱線の有無が設定され、12タイプから選ぶことができる。

そこに布製トップでは好みに合わせてカラーを選べる。標準で黒、ブルー、タンの3色から選ぶことができ、特別色としてブラウン、レッドベリー、ボルドー、ダークベージュが用意されている。

私のNBロードスターにはSTD仕様で、タンのクロス仕様を取り付けることにした。

価格は取り付け費込みで11万1000円。取り付けコースは富岡の提携工場まで持ち込みが必要だが、確かな技術とリーズナブルな工賃設定ということもあり、3か月先まで予約で一杯であった。

またコロナ禍の影響でロビンスにサプライヤーから部品や原材料が届かず生産が遅れているため、供給が遅れているそうだ。

そのため新規注文が一時停止されているのご注意を。

記事に関わった人々

  • 執筆

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。
  • 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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