社会人1年目、ポルシェを買う。

2021.12.19

【社会人1年目、ポルシェを買う。】第148話:ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京にいってみた。

ポルシェは随分広く、遠くを見ている

すこし専門的な話になってしまったけれど、いわゆる「ドライビングマニア」的なひとを対象にした施設ではない。

たとえばクルマにまるで興味がないパートナーと訪れたとしても「今日1日、たのしかったわね」といった事になる可能性が高い。

レストラン906の食事は写真でみるかぎり美味しそうだったし、ラウンジに置かれたソファやテーブルもどれも素敵だった。子どもを連れて行っても1日飽きることはないだろう(絵本の趣味も秀逸だった)

何より、「ポルシェのみならず、気持ちよく(ちょっと上手に)運転そのものを楽しんでみたい」といったかたや、「ポルシェのヒストリーやアパレルに触れてみたい」「アクアラインを渡ってドライブの行き先として」といったかたも十分楽しめるはずだ。

考えてみればそんな場所、あまりなかった。

ポルシェ・ジャパンは「ポルシェ・ドリーム・トゥギャザー」というCSRプログラムを2020年11月に立ち上げた。

3本柱のうち2つは「日本の若い人々が夢をもつきっかけ」を作るプログラムで東京大学やNPO法人と協力し独自のスカラーシッププログラムや特別授業をおこなった。

3本目の柱がこのPEC東京にあたる。ポルシェにかかわることのみならず、有機栽培のお米を木更津市内の小中学校に提供したり、千葉県在住者対象のランニングイベントの開催を予定している。

ポルシェは随分広く、そして遠くを見ているぞと、PEC東京にいって感じたのだった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。

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