Juju(野田樹潤)ブログ

2022.04.29

【Juju(野田樹潤)ブログ】第68話:2022年シーズン ドレクセラー・フォーミュラ・カップがモンツァで開幕!

オーバーテイクは冷静かつ大胆に!

第2レースのスターティンググリッドは最後尾の34番手。

でも今回はマシンが完璧に修理できていたので、オーバーテイクが楽しみな状況です。

ドレクセラー・フォーミュラ・カップは普通のワンメイクレースよりもセッティングや改良の幅があるので、それは経験値を上げる意味でもいいことだと思っています。

13周のレースでしたが、途中ペースカーが3周入ったので実際は10周しかありませんでした。

わたしは第1レースに続いてオーバーテイクを繰り返し、11位まで順位を上げてフィニッシュしました。

第1レースもそうだったのですが、レース中は様々なアクシデントがありそれを冷静に回避したり、オーバーテイクしたりの連続。

高速コースのモンツァで、今の自分の実力をしっかりと出せたレースになったと思います。

今回のレースで残念だったのは、やっぱり予選でもうちょっと前に行きたかったということです。

とは言ってもドレクセラー・フォーミュラ・カップは様々なシャシー、エンジンが混走するレースなので、総合でトップを争うようなことは難しいというのもよくわかりました。

わたしのF3リージョナルのマシンは、ダラーラのF3よりもベストラップが4~5秒は遅いのです。

一方、普通のワンメイクレースよりもセッティングや改良の幅があるので、それは経験値を上げる意味でもいいことだと思っています。

父(野田監督)は、速さが違うマシンの中で揉まれるのも大事なこと、と言っていました。

次のレースはWシリーズの開幕戦です!

さあ次のレースはWシリーズの開幕戦です!

わたしたちはいったんデンマークに戻って、そこからは空路でマイアミに向かいます。

今回のモンツァで肩慣らしはできたので、あとは新しいチャンピオンシップに集中するだけです。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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