Juju(野田樹潤)ブログ

2022.05.10

Juju(野田樹潤)の2022年シーズンのメイン・レース「Wシリーズ」第1戦マイアミでの結果報告です。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第69話:Wシリーズ開幕 リズムに乗れず、悔しい結果に

もくじ

フリー走行の最後で崩れたリズム
不完全なマシン、単独走行のデメリット
一言謝ってくれたっていいのに!

フリー走行の最後で崩れたリズム

太陽がさんさんと降り注ぐアメリカ、マイアミで、いよいよWシリーズ開幕ですよ~。

みなさんこんにちはJuju(野田樹潤)です。

F1グランプリのサポートレースを含む全8ラウンド、10戦(開幕と最終戦がダブルヘッダー)で争われる女性だけのフォーミュラカー・レース、Wシリーズ。

2022年シーズンの第1ラウンドが終了しました。

今回はその模様を元気いっぱいにレポートしていきますよ~、と言いたいところですが、想像していたよりハードな幕開けとなってしまったのです。

女性だけのフォーミュラカー・レース、Wシリーズ。想像していたよりハードな幕開けに。

開幕戦は30分のフリー走行と予選、そしてレース1とレース2という2つのレースがおこなわれるスタイルでした。

今回レースがおこなわれたマイアミのコースは初めて使われるストリートコース。アカデミーチームでわたしのコーチを務めてくれるイギリス人のウォレン・ヒューイと話し、フリー走行の前半はマシンとコースの感覚を掴みながら走ろうと決めていました。

だから順位は下の方でも想定内という感じだったのです。

順位は下の方でも想定内。最後の数周で徐々にアタックしていき、タイムは18台の中の14番手までアップ。

最後の数周で徐々にアタックしていき、タイムは18台の中の14番手までアップ。

これは同じアカデミーチーム所属のチームメイトのビアンカ・バスタマンテはもちろん、今年のルーキードライバーの中でトップのラップタイムです。

ラスト1周でさらにタイムアップを狙っていたのですが、その最中でメカニカル・エラーが発生しウォールに突っ込んでしまいました。

ここまでは計算通りに進んでいたのですが、後で振り返ってみても、このクラッシュから週末全体のリズムが変わってしまったように感じます。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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