クルマ漬けの毎日から

2022.05.29

昨年、アルピーヌA110を手に入れたクロプリー編集長。その一部改良モデルの発表会がイギリスで開催されました。

【クロプリー編集長コラム】改良版「アルピーヌA110」の発表会に出席

もくじ

私の愛車 A110で会場へ
改良モデル その方向は正しいか?

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

私の愛車 A110で会場へ

アップデートされたアルピーヌA110の発表会に参加することになった。

その会場へは、昨年買った自分のA110に乗って行きたいという気持ちを、私はおさえることができなかった。その理由は2つ。

昨年購入したアルピーヌA110に乗って、改良モデルの発表会へ。

1つは、アルピーヌF1チームの本部(英国オックスフォードシャー)の外で、自分のクルマと一緒に写真を撮りたかったから。

もう1つは、改良モデルの登場によって、私の愛車はどのくらい古くなってしまったのかを知りたいという気持ちからだった。

改良モデル その方向は正しいか?

2つ目については、事前にこう考えていた。

オリジナルのA110(AUTOCARアワード2018で「5つ星賞」を受賞)は現在も非常に良いクルマなので、改良によってアルピーヌがA110を台無しにしてしまう危険性があると。

しかし、取材を終えてみると、メーカー側の視点からも私自身の視点からも、良いニュースを持ち帰ることができた。

A110は新たなオーナーを魅了するのに十分に新しくなった。だが、運動性能については、変わっていない。

私はとくに運動性能のことが気になっていたので、安心した(詳細については試乗記「よりスポーティにリフレッシュ アルピーヌA110 Sへ試乗 1.8L 4気筒ターボは300psへ」をご覧ください)。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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