Juju(野田樹潤)ブログ

2023.04.25

【Juju(野田樹潤)ブログ】第83話:色々あった、初めてのイモラ ドレクセラーカップ/ジノックスF2000トロフィーのラウンド2

表彰台まであと少し、33台抜き!

レース2のスタート前、ウォームアップラップで事件は起きました。

これでわたしはピットスタートになってしまいました。兎に角諦めず1台1台抜いていくしかありません。

スタートから集中して走り13位まで上がっていたレース中盤、コース上に止まってしまったマシンがあり、このレース1度目のセーフティカーが出動。これでトップとの差がギュッと詰まりました。

再スタート後の1周で7台を抜いて6位までジャンプアップ。さらにオーバーテイクを繰り返し、4位まで上がったところで再びアクシデントが発生したようで2度目のペースカーが入ってしまいました。

レースが再開した時には残り1分半+1周。再び前を行く赤いマシンのペレグリーニ選手をテールトゥノーズで追い詰めますが、最後は0.06秒差。時間が足りませんでした。

レース後のインタビュー風景。 写真:NODAレーシング

2度目のセーフティカーが悔やまれますね。でもレースはやれることはやったので満足しています。

監督からも「これ以上は望めないよね。しっかりしたレースだった」と言ってもらえました。

ピットスタートを強いられたことは納得がいきませんが、そのおかげでスタート後の混乱にも巻き込まれず、無傷のままレースを追えることができたと考えるようにしています。

そう、何しろ今週末はポルトガルのポルティマオでユーロ・フォーミュラ・オープン・チャンピオンシップがいよいよ始まるのです。

今からどんな展開になるのか楽しみ。皆さんもぜひ応援、よろしくお願いします!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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