Juju(野田樹潤)ブログ

2023.05.08

【Juju(野田樹潤)ブログ】第84話:もう1つの開幕戦! ユーロ・フォーミュラ・オープンチャンピオンシップ(EFO)初戦 速度差、予想以上!?

最高速さえ伸びれば戦えるはず…

他のチームというのは毎年EFOのタイトルを獲得し続けているチーム・モトパークです。

今年も彼らはマシンを6台エントリーさせています。(クリプトタワーというチームのマシンをプリペアしているのもモトパークなので合計6台)

最も遅いマシンでもわたしより5km/h、トップのマシンではなんと10km/hも速かったのです。 写真:Tatsuya ENDOH

彼らのストレートスピードはめっちゃ速く、最も遅いマシンでもわたしより5km/h、トップのマシンではなんと10km/hも速かったのです。

この選手権にエントリーを検討している段階から「モトパークに挑むことは到底無理」という声も聞かれたのですが、実際に彼らと走ってみてその理由がよくわかりました。

土曜日におこなわれたレース1ではやはりストレートが伸びず7位。初参戦のルーキーでは1位でした。予選後、最高速が伸びるようにチームが色々と頑張ってくれましたが、それでも直線スピードは最下位でした。

予選後、最高速が伸びるようにチームが色々と頑張ってくれましたが、それでも直線スピードは最下位でした。 写真:Tatsuya ENDOH

そんな中で少し自信が持てたのは、テクニカルなセクター2で2番手タイムだったこと。また最終コーナーからストレートにつながるセクター3は5番手でした。

ストレートスピードがもう少し速くなってくれれば戦えるという手応えはあったのです。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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