Juju(野田樹潤)ブログ

2023.06.19

Juju(野田樹潤)の2023シーズン。ジノックスF2000フォーミュラトロフィーのラウンド3、イタリア・バレルンガのレースです。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第87話:ドレクセラーカップ/ジノックスF2000トロフィー・ラウンド4 トラブル乗越え、チームで掴んだ勝利!

もくじ

マシンはバラバラ どうするわたしの週末?
スタート失敗→追い上げて掴んだ3位表彰台
メカニックの方々のおかげで1位をゲット!

マシンはバラバラ どうするわたしの週末?

皆さんこんにちは! Juju(野田樹潤)です。
今回はイタリアのヴァレルンガ・サーキットで開催されたジノックスF2000フォーミュラトロフィーの第4ラウンドのレポートをお送りします。

実は前回のスパ・フランコルシャンのレースから今回のレースまでの間に、わたしのマシンに色々なことが起こりました。

スパの第3レースで電気系のトラブルが発生してしまったことは前回のレポートでお伝えした通り。そこでレース後すぐドイツにあるVWエンジンのチューナーであるスピースにエンジンを持ち込みました。

直してもらったエンジンを持ってイタリアに戻り、シャシーと組み合わせる段階で今度はシャシーの側にも重大な不具合があることが発覚してしまったのでした。

この問題はイギリスからこのシャシーを中古で購入した時からわかってはいたのですが、その症状が進行していたという感じです。

ヴァレルンガのレースまで時間がない! ということで、昼夜兼行の修復作業がはじまったのでした。 写真:NODAレーシング

でももうヴァレルンガのレースまで時間がない! ということで急遽、NODAレーシングの2人のメカニックに加え、監督のF1や国際F3000、ル・マン等を戦っていた時代からのイタリア人メカニックの仲間にも手伝っていただき、昼夜兼行で修復作業がはじまったのでした。

わたしとしては、メカニックの方たちを信じるしかありません。そしてマシンが組み上がったのは本当にギリギリのタイミングでした! 

木曜日最初のフリー走行には間に合わなかった、といえばどれくらいギリギリだったかわかってもらえると思います。

さあ、あとはわたしが目いっぱい走るだけです!

記事に関わった人々

  • Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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