Juju(野田樹潤)ブログ

2023.06.19

【Juju(野田樹潤)ブログ】第87話:ドレクセラーカップ/ジノックスF2000トロフィー・ラウンド4 トラブル乗越え、チームで掴んだ勝利!

スタート失敗→追い上げて掴んだ3位表彰台

金曜日1回目のプラクティスはまだ組み上がったばかりのマシンがしっくりせず4番手。でもセッティングを変更した2回目はトップタイムで終えることができました。ここで流れを変えられたように感じました。

土曜日の午前中におこなわれた予選では前日の好調さを維持することができ、ポールポジションを獲得することができました。木曜の朝までバラバラだったマシンで獲ったポールは感慨深かったですね。

そして迎えた土曜日午後の決勝。なんとポールスタートのわたしはスタートでミスをしてエンジンをストールさせてしまったのでした。運よく誰にも追突されずに済みましたが、わたしは1位から14位まで順位を落としてしまいました。

決勝。スタートでミスをして1位から14位まで順位を落としてしまいました。 写真:ドレクセラーカップ/ジノックスF2000トロフィー

クラッシュしたマシンを回収するため、しばらくセーフティカーが入り、残り15分(+1周)からレースが再スタート。そこからは全集中で前を走るマシンを追い抜き続けました。

先頭を走るライバルより1周につき1秒以上速くラップして10台を抜き、3位の選手に猛チャージ。でも執拗なブロックに遭い抜くことができず、4位でチェッカーを受けることになりました。

わたしはすぐに競技長に相手のブロックがルール違反だと申告してこれが認められ、3位を獲得することができました。

3位表彰台は悪くない結果ですが、でもスタートでミスしているようじゃダメですよね。再びポールからのレースとなる明日は頑張るぞ! と心に誓ったのでした。

記事に関わった人々

  • Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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