Juju(野田樹潤)ブログ

2023.06.19

【Juju(野田樹潤)ブログ】第87話:ドレクセラーカップ/ジノックスF2000トロフィー・ラウンド4 トラブル乗越え、チームで掴んだ勝利!

メカニックの方々のおかげで1位をゲット!

翌11日、日曜日はレース2が開催されます。スタートは前日のストールがあったので少し慎重にスタートしようとして、ホイールスピン多めで発進しました。

このため1周目は2位のペレグリーニ選手から少しプレッシャーを掛けられましたが、自分の走りをすればレースをコントロールできる自信はありました。2番手との差を着実に開きながら、タイヤを労わって、後続のペースを見ながらレースを展開することができました。

前日に引き続きマシンの感触は良く、11周目にはレース1で出したファステストより速いラップタイムを記録! レース後半になるとミラーに映るライバルのタイヤがキツそうな感じがわかり、さらに差をつけることができました。

残り6分を切ったところでコースアウトしたマシンがあり最後はセーフティカーが入りましたが、トップをキープしつつチェッカーを受けることができました!

徹夜でマシンを仕上げてくれたメカニックの皆さんに本当に感謝です。 写真:NODAレーシング

今回のレースはマシンがギリギリに組み上がったこともあり、いつも以上に感慨深い勝利となりました。そして徹夜でマシンを仕上げてくれたメカニックの皆さんに本当に感謝です。この勝利は彼らのものだと思っています。

そしていつも日本からSNSでわたしを励ましてくれる皆さん、そしてご支援くださっているスポンサーの方たちにも本当に感謝しています。今回は良い報告ができて本当に嬉しいです。レースはたくさんの方々の力があればこそできるものなのだと、これまで以上に強く認識した週末でした。

さあ次回は6月17、18日にハンガリーで開催されるEFO(ユーロフォーミュラオープンチャンピオンシップ)の第4戦についてレポートします。

記事に関わった人々

  • Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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