クルマ漬けの毎日から

2023.08.14

5年近く乗っていたフォルクスワーゲン・カリフォルニアがクロプリー家を旅立ちました。いまイギリスの中古車市場では、キャンパーは大人気のようです。

フォルクスワーゲン・カリフォルニア、驚きの買取価格【クロプリー編集長コラム】

もくじ

7月初旬:新たなカーライフへ 移行計画
1か月後:驚きの高値

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

7月初旬:新たなカーライフへ 移行計画

我が家のキャンパー「フォルクスワーゲン・カリフォルニア・オーション」のことを話そう。

このキャンパーを手に入れて、まもなく5年になるが、じつは最近、このクルマで眠ることが問題になっている。

というのも、妻と私はキャンプ場でカリフォルニアの車内で寝るよりも、ホテルのほうがよいとだんだん思うようになってきたからだ。

いつも自宅の前庭に置いていたフォルクスワーゲン・カリフォルニア。2020年にロックダウンで厳しい外出制限措置がとられた時には、仕事場としても活用。

とはいえ、カリフォルニアはいつも運転していて楽しいクルマで、いまも驚くほど高い価値を維持している。

そこで私たちはカリフォルニアを手放し、新たなクルマを迎えようと計画している。いまちょうど商談の最中なので、また近いうちに続報をお伝えしよう。

1か月後:驚きの高値

2018年10月に購入した白のフォルクスワーゲン・カリフォルニア・オーションは、たったいま我が家を旅立った。

4年9か月前に支払った購入金額よりも、わずか1000ポンド(約18万円)少ない金額で売ることができた。

2022年後半にはフォルクスワーゲンID.バズの試乗会にフォルクスワーゲン・カリフォルニアで出かけた。この2台はサイズ以外はまったく異なるはずなのに、共通点も多かったとのこと。次にクロプリー家にやって来るのは、どのクルマだろうか?

これは私にとってこの先も記憶に残る自動車売買になるにちがいない。だが、同じようなことは二度と起きないだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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