Juju(野田樹潤)ブログ

2024.01.09

【Juju(野田樹潤)ブログ】第99話:今年は日本で戦います! スーパーフォーミュラに参戦します!

今年は日本とヨーロッパで戦います!

スーパーフォーミュラは、昨年の鈴鹿のテストでは3日間、11時間あまりの時間をかけて192周を走らせてもらいました。

そこで特にコースアウトやクラッシュもなく、ほぼ初めて走ったサーキットにも関わらず決勝レースに出場できるタイムを刻んだことなどを、TGM Grand Prixの池田和広代表に評価してもらえて、今シーズンの参戦が決まりました。

わたしはもうすぐ、2月2日に18歳になって運転免許を取得できる年齢になるので、それもタイミングが良かったなと思っています。

ちなみに日本のトップフォーミュラシリーズに日本人女性ドライバーが参戦するのは1973年にスタートした全日本F2000選手権から今日まで半世紀以上の歴史の中で初めてだそうです。

スーパーフォーミュラ参戦に関して、期待と不安はいっぱいあります! 不安はわたし、日本の公式レースを走ったことがないんです。しかもスーパーフォーミュラが開催されるサーキットをほとんど走ったこともない。

開催サーキットでの事前走行は禁止されており、あるのは予選前日に用意されている60分の公式練習走行だけなんです。

でもこれは今までわたしがヨーロッパで戦ってきたことを振り返ってみれば、それと同じなのだと思うことにしています。

そしてわたしの今回の参戦を先例として女性ドライバーの育成や国内モータースポーツの発展にもつながるのではないかと思い、父ともよく話し合った結果スーパーフォーミュラ参戦を決めました。

2024年の全日本スーパーフォーミュラ選手権は3月の鈴鹿から11月の鈴鹿まで全9戦で争われることになります。

今年はヨーロッパと日本を頻繁に往復することになると思いますが、でもファンの方たちにはより身近にわたしの走りを見てもらえると思います。

ぜひこれまで以上の応援をよろしくお願いします!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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